概要 †
MK808で動作するブータブルSDHCカード(Picuntu)を作成します。
基本的にPicuntu公式サイトのInstallation Guideどおり進めます。
SSHで接続できるようにするまでは、商品コンセプト通りTVに接続して操作します。
手順1 カスタムファームウェアセットアップ †
- カスタムファームウェア(Finless ROM 1.6)をダウンロード
NEW - MK808 - Finless 1.6 Custom ROM
- Picuntu用カーネルのダウンロード
Downloadsから、「Flashing the kernel」をダウンロードします。
- 書き込み環境準備
私はVMWare上のXPで行いましたが、MK808ドライバは2000,XP,Vista(x86,x64),7(x86,x64)とあるので、それらのOSがあれば仮想マシンでなくとも構いません。
- リセットボタンを押しつつ、OTGポートを使いPCとUSB接続
私はクリップが手許になかったので、縫い針の背で押しました。
MK808 Dual Core Android 4.1 TV BOXに基盤の画像があります。
- 手動でドライバをインストール
PCがMK808を認識し、ドライバのインストールを試みますが失敗します。
デバイスマネージャを開き、手動でドライバの更新を行います。
ドライバは、先ほどダウンロードした MK808 Finless 1.6 ROM\drivers\<自分の環境>以下にあります。
- ROM Flash Tool.exe起動
- 更新
[Flash ROM]を押すと書き込みます。
このまま書き込みPCとの接続を解除し電源を入れると、カスタマイズされたAndroidが起動します。
そちらを触りたい場合は一旦書き込みます。
AndroidとPicuntuを共存させたい場合は、recoveryのPath欄をPicuntu kernelのパスにしてから書き込みます。この場合Picuntuを起動するには、Androidで起動したあとリカバリモードで起動するらしいです。
私は電源投入時にPicuntuを起動したいので、kernelのPath欄にPicuntu kernelのパスにして書き込みました。
- PCとの接続を解除
手順2 rootfs作成 †
- Ubuntuを起動
Unbutu以外でも必要なツールが揃っていれば実行可能だと思います。
私はVirtualbox上のUbuntu 12.04で行いました。
- SDHC作成用スクリプトダウンロード
Downloadsから、pre-picuntu.shをダウンロードします。
- 実行
- MK808を選択
- wifiを選択
- 起動直後から無線LANを使いたければ設定
私は固定IPで運用するので、結局自分で設定しないといけないため設定しませんでした。
- 書き込み先(SDHC)を指定
私の場合は/dev/sdaでした。
- 最終確認画面で[ACCEPT]を選択し、作成
手順3 起動確認 †
- 起動
MK808に作成したSDHCカードを挿し、TVとHDMI接続したら電源をいれます。
画面にコンソールが表示されれば成功です。
最初に以下のことをやると以降がスムーズです。
無線LANの設定をしたい(Ubuntu)
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| sudo apt-get install vim
sudo apt-get install ssh
sudo vi /etc/ssh/sshd_config
PasswordAuthentication yes
sudo /etc/init.d/ssh restart
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検証時の環境 †
- MK808
- Windows XP Professional SP3 x86
- Ubuntu 12.04 x86
参考 †