LinuxTips/不要デーモンの自動起動を止めたい

Last-modified: 2016-09-18 (日) 03:00:50

概要 †

不要デーモンの自動起動を止めたい。

CentOS

-
!
 
-
!
 
-
!

# 起動するよう設定されているデーモンの確認
chkconfig --list | grep :on
 
# サービスの自動起動を停止する
chkconfig [サービス名] off
 
# あるランレベルのみで停止する
chkconfig --level 1 [サービス名] off

Debian

-
!
 
-

# サービスの自動起動を停止する
update-rc.d -f [サービス名] remove
 
# 一覧の確認はランレベルごとになるが/etc/rc.*/の中を直接見ればよい。

構成/環境/その他の理由で不要となる確率の高めのデーモン抜粋

名称	概要
autofs	自動マウント
avahi-daemon	mDNSサービスの検出に使用する
bluetooth	Bluetooth関連
ConsoleKit	ユーザの操作を記録、追跡する
cups	印刷サービス
firstboot	OSインストール後、初回起動時に立ち上がる設定ツール
haldaemon	ハードウェア情報の収集
ip6tables	IPv6用のファイアーウォール
kudzu	新規・変更されたハードウェアの自動検出
netfs	NFSサーバ
nfslock	NFSサブシステム
mdmonitor	ソフトウェアRAID関連
pcscd	スマートカード関連
rpcbind	NFSサブシステム
rpcgssd	NFSサブシステム
rpcidmapd	NFSサブシステム
sendmail	SMTPサーバ
exim4	SMTPサーバ
exim	SMTPサーバ

止めるべきではないデーモン抜粋

名称	概要
cron	定期実行
gpm	コンソールでのマウス使用に必要
iptables	IPv4用ファイアーウォール
irqbalance	マルチCPU使用時に必要
messagebus	プロセス間通信用
network	ネットワークインターフェイスの初期化を行う
restorecond	新規作成時に適切なラベルを設定する。SELinux用
rsyslog	rsyslogサーバ
sshd	SSHサーバ