Last-modified: 2011-12-26 (月) 01:24:43
JMeter/Windowsから負荷テストを行ないたい

概要

Windowsから負荷テストを行ないます。
今回は、当サイトをターゲットに簡単なテストケースを作り、実行するところまでを見ていきます。

方法

  1. 「<JMeterルート>\bin\jmeter.bat」を起動します。
    「テスト計画」のコンテキストメニューから、[追加] - [Threads(Users)] - [スレッドグループ]を選択します。
    WS000002.PNG
  2. スレッド数や試行回数などを設定します。
    以下の設定では、30秒間に10スレッドを起動する処理を延々繰り返します。
    WS000003.PNG
  3. 「void of knowledge」のコンテキストメニューから、[追加] - [サンプラー] - [HTTPリクエスト]を選択します。
    WS000004.PNG
  4. ここでは、GETのサンプルとして、通常アクセスのテストを作成します。
    サーバ名などの接続情報を設定します。パス欄には、テスト対象のページを指定します。
    当サイトのURL構造は「index.php?<ページタイトル>」なので、<ページタイトル>部分を変数にして、テスト毎に可変値が入るようにします。変数${get_request_query}の定義は後ほど説明します。
    パラメータは、「リクエストで送るパラメータ」欄で指定します。
    複数のパラメータを渡す場合は、<名前>と<値>のペアを追加していきます。
    パス欄に「/index.php?${get_request_query}」と指定しても、動きますが表形式の方が見やすいです。
    WS000022.PNG
  5. 次に、POSTのサンプルとして、検索機能のテストを作成します。
    先ほどと同様に、必要事項を埋めていきます。
    ここでも変数を使い、可変値でテスト出来るようにします。
    WS000006.PNG
  6. [追加] - [前処理] - [ユーザーパラメータ]を選択します。
    WS000007.PNG
  7. ここで、先程指定した変数の値を設定します。
    WS000008.PNG
  8. 実行順序などを操作したい場合は、[追加] - [ロジックコントローラー]を使います。
    今回は、[ランダム順序コントローラー]を選択しました。
    WS000009.PNG
  9. マウスを使い、「ページアクセス」、「検索」テストを「ランダム順序コントローラー」の子要素にします。
    これにより、「ページアクセス」、「検索」テストの順序に関係なくテストが行われます。
    WS000010.PNG
  10. 結果の表示形式を選択するには、[追加] - [リスナー]を使います。
    今回は、[グラフ表示]と「結果をツリーで表示」を選択しました。
    WS000011.PNG
     
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  11. 時間を空けてテストしたい場合は、[追加] - [タイマ]を使います。
    今回は、[ガウス乱数タイマ]を選択しました。
    WS000013.PNG
  12. 全ての設定が完了したならば、設定を保存し、テストを実行します。
    WS000014.PNG
  13. 実行すると例えば、このような結果が得られます。
    WS000015.PNG
     
    WS000016.PNG

検証時の環境

参考