Windowsにも便利なアプリ(GUI/CUI問わず)が沢山あるので、それらを適切にインストール&使用している分には困ることはありません。
ですが、Windows,Linux(SSH),Mac(ターミナル)を行き来する私にとっては、Windowsでもbashが使えたら便利かと思い試してみました。
お手軽に試す為、今回は私の使うWindows端末には必ず入っているGit bsahを使います。
(Git操作はいつもSourceTreeで行っているため、bash.exeが入っていることは知っていましたが、ずっとスルーしてました)
以下のセットアップ手順を行うと、具体的にはWindowsでfind,grep,xargs,curl,sed,tailなど80程度のコマンドが使えるようになります。
また、そのターミナル内でWindowsのコマンドも実行できます。
sshやscpも使えますが、シェルスクリプトでも無い限り、WindowsなのでPuTTYやWinSCPを使ったほうが生産性が高いでしょう。
また、psは管理者権限だとしてもプロセスを全然表示してくれませんし、オプションは無視、manが無いのでヘルプも確認出来ない・・・」といった具合に、あるけど使いものにならないコマンドや、watchやtimeのように存在しないコマンドも沢山あります。
使っていると欲が出て、apt-get, homebrew, yum, macportsは何処?など意味不明なことを漏らすかもしれません。
そのような症状が出た場合は、使用をお止めいただくか、Windowsを窓から投げ捨ててください。
ちなみに、Windows版busyboxなんてあるのかなと探してみたらあり、それを使うとpsなどの出力がマシになりました。
よりちゃんとしたければ、昔ながらのCygwinか、最近は別のソリューションもあるようです。
これでゴミであるcmdや、手入力は御免こうむるPowerShellでシェル操作をしなくてすむかもしれません。
(PowerShellはスクリプトなら酷く我慢して書けますが(IDEが貧弱で嫌気はさしますが)、手入力では絶対に使いたくないです)
けっしてWindowsすべてをDisっているわけではありません。
私の好みが
Windows(GUI),Linux(Shell) >>> Mac(Shell) > Mac(GUI) > Linux(GUI) >>> Windows(Shell)
なだけです。