概要 †
PC同士を直接LANケーブルで接続する方法です。
主な用途は以下の2つが考えられます。
- スタンドアロン端末にSSH接続したい
- 大容量データを高速に受け渡したい
同じネットワーク内にいない, USB2.0ポートしかない, 外部ストレージがSSD以外しかないなどの条件がそろった場合のみ選択肢になる。
その場合も、両端末ともに1000BASE-TのNICがあり、カテゴリ5e以上のLANケーブルがある場合のみ実行する価値がある。
手順 †
- 両端末をカテゴリ5e以上のLANケーブルでつなぐ。
- 両端末を固定IPにする。
一時的に変えるので、変える前の設定は控える。
- Windowsの場合
- [ネットワークと共有センター]-[アダプターの設定の変更]-<NIC選択>-[プロパティ]
- [インターネット プロトコル バージョン4(TCP/IP)]-[プロパティ]
- <固定IPを設定>
- Linuxの場合
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!
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!
| vi /etc/network/interface
auto eth0
iface eth0 inet static
address 192.168.80.100
netmask 255.255.255.0
service networking restart
|
- 疎通できる状態になったので、あとはSMBなりSSHなりSFTPなどでやりたいことができる。
検証時の環境 †
- Windows 7 Professional x64
- Windows 10 Pro x64
- Kali Linux armv7l