現象 †
Windowsがスリープから勝手に復帰するようになりました。
深夜や日中に勝手に復帰するので、うるさい&電気代の無駄です。
おそらくWindows8.1にしたあたりからだと思います。
原因 †
対策 †
- 当該USB Root Hubに接続しているのは、ロジクールのUnifyingレシーバーと、FILCOのキーボード用bluetoothレシーバのみなので、マウスとキーボードでのスリープ解除を無効にしました。
今のところ問題は再現していません。(元々bluetooth経由なのでキーボードからスリープ解除は出来ませんでしたし、電源ボタンでスリープ解除はできるので大した不便はありません)
方法 †
- (解除された時間等を確認したい場合は)イベントビューアを開く
ソースを[Power-Troubleshooter]としてフィルタすれば見やすいです。
- 最後の解除元を特定する
管理者権限でcmdを開きます。
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| ; 私の環境ではUSB Root Hub
; 私の環境ではUSB Root Hubが複数あるので、表示されるインスタンスパスを覚えます
powercfg -lastwake
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- デバイスマネージャを開き、デバイスを特定する
- 当該USB Root Hubに接続されているデバイスのスリープ解除を無効にする
[キーボード]、[マウスとそのほかのポインティング デバイス]以下すべてのドライバのプロパティを開き、[電源の管理]から、[このデバイスで、コンピュータのスタンバイ状態を解除できるようにする]をオフにします。
- スリープと復帰を確認する
- スリープを解除できるデバイスの一覧を確認
管理者権限でcmdを開きます。
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| ; 私の環境ではNONEとなりました
powercfg -devicequery wake_armed
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他の確認事項 †
- Wake on LANを無効にする
デバイスマネージャからNICのプロパティを開き、[電源の管理]から、[このデバイスで、コンピュータのスタンバイ状態を解除できるようにする]を許容できるのであればオフにします。
- 自動メンテナンスでスリープの解除を許可しない
[自動メンテナンス]を開き、[スケジュールされたメンテナンスによるコンピュータのスリープ解除を許可する]を許容できるのであればオフにします。
- スリープを解除するタスク設定を変更する
[タスクのスケジュール]を開き、有効なタスクの[条件]から、[タスクを実行するためにスリープを解除する]がオンになっているものを探し、許容できるのであればオフにします。
- アクティブなスリープ解除タイマーのあるサービスを無効にする
[サービス]を開き、許容できるのであればオフにします。
検証時の環境 †