LinuxTips/メモリのチューニング

Last-modified: 2011-12-26 (月) 01:24:43

概要
方法
検証時の環境

概要 †

メモリのチューニングをしたい。

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方法 †

ライトバック処理のトリガとなるしきい値を変更。

値を確認。

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# バックグラウンドでライトバック処理を開始するしきい値(物理メモリに占める割合)
cat /proc/sys/vm/dirty_background_ratio
# フォアグラウンドでライトバック処理を開始するしきい値(物理メモリに占める割合)
# dirty_background_ratioよりも大きくなくてはいけない
cat /proc/sys/vm/dirty_ratio
# ライトバック間隔(単位10m)
cat /proc/sys/vm/dirty_expire_centisecs
# pdflushデーモン起動間隔(単位10m)
cat /proc/sys/vm/dirty_writeback_centisecs

/etc/sysctl.confを編集。

vm.dirty_background_ratio=10
vm.dirty_ratio=30
vm.dirty_expire_centisecs=2000
vm.dirty_writeback_centisecs=400

反映。
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/sbin/sysctl -p

ページ回収処理のトリガとなるしきい値を変更。

値を確認

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# 空きメモリの下限値(この値以下になると回収処理が走る)
cat /proc/sys/vm/min_free_kbytes

変更

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# 大き過ぎると常に大きな空きメモリが必要になる
echo 8192 > /proc/sys/vm/min_free_kbytes

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検証時の環境 †

Debian Lenny x86