Last-modified: 2013-02-23 (土) 16:11:42
LinuxTips/MK808でLinuxのブータブルSDHCカードを作成する

概要

MK808で動作するブータブルSDHCカード(Picuntu)を作成します。
基本的にPicuntu公式サイトのInstallation Guideどおり進めます。
SSHで接続できるようにするまでは、商品コンセプト通りTVに接続して操作します。

手順1 カスタムファームウェアセットアップ

  1. カスタムファームウェア(Finless ROM 1.6)をダウンロード
    NEW - MK808 - Finless 1.6 Custom ROM
  2. Picuntu用カーネルのダウンロード
    Downloadsから、「Flashing the kernel」をダウンロードします。
  3. 書き込み環境準備
    私はVMWare上のXPで行いましたが、MK808ドライバは2000,XP,Vista(x86,x64),7(x86,x64)とあるので、それらのOSがあれば仮想マシンでなくとも構いません。
  4. リセットボタンを押しつつ、OTGポートを使いPCとUSB接続
    私はクリップが手許になかったので、縫い針の背で押しました。
    MK808 Dual Core Android 4.1 TV BOXに基盤の画像があります。
    2013-02-17-00.43.54.png
  5. 手動でドライバをインストール
    PCがMK808を認識し、ドライバのインストールを試みますが失敗します。
    デバイスマネージャを開き、手動でドライバの更新を行います。
    ドライバは、先ほどダウンロードした MK808 Finless 1.6 ROM\drivers\<自分の環境>以下にあります。
  6. ROM Flash Tool.exe起動
  7. 更新
    [Flash ROM]を押すと書き込みます。
    このまま書き込みPCとの接続を解除し電源を入れると、カスタマイズされたAndroidが起動します。
    そちらを触りたい場合は一旦書き込みます。
    AndroidとPicuntuを共存させたい場合は、recoveryのPath欄をPicuntu kernelのパスにしてから書き込みます。この場合Picuntuを起動するには、Androidで起動したあとリカバリモードで起動するらしいです。
    私は電源投入時にPicuntuを起動したいので、kernelのPath欄にPicuntu kernelのパスにして書き込みました。
    WS000000.png
  8. PCとの接続を解除

手順2 rootfs作成

  1. Ubuntuを起動
    Unbutu以外でも必要なツールが揃っていれば実行可能だと思います。
    私はVirtualbox上のUbuntu 12.04で行いました。
  2. SDHC作成用スクリプトダウンロード
    Downloadsから、pre-picuntu.shをダウンロードします。
  3. 実行
    Everything is expanded.Everything is shortened.
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    sudo ./pre-picuntu.sh
  4. MK808を選択
    01.png
  5. wifiを選択
    02.png
  6. 起動直後から無線LANを使いたければ設定
    私は固定IPで運用するので、結局自分で設定しないといけないため設定しませんでした。
    03.png
  7. 書き込み先(SDHC)を指定
    私の場合は/dev/sdaでした。
  8. 最終確認画面で[ACCEPT]を選択し、作成

手順3 起動確認

  1. 起動
    MK808に作成したSDHCカードを挿し、TVとHDMI接続したら電源をいれます。
    画面にコンソールが表示されれば成功です。
    最初に以下のことをやると以降がスムーズです。
    無線LANの設定をしたい(Ubuntu)
    Everything is expanded.Everything is shortened.
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    # まともなviインストール
    sudo apt-get install vim
     
    # SSHインストール
    sudo apt-get install ssh
    sudo vi /etc/ssh/sshd_config
    # 一時的にパスワードでの接続を許可する
    PasswordAuthentication yes
     
    # SSH再起動
    sudo /etc/init.d/ssh restart

検証時の環境

参考